顎関節症の治療

噛み合わせ治療

多くの場合 顎関節症治療では 非可逆的な歯を削

るという治療が行われてしまいます。

正直私達も 噛み合わせ治療をおこなっていました。

その場では劇的な効果があるのですが

それは噛み合わせが不安定になるためで

良く噛めるようになるとまた力が入ってしまい

再発してしまいます。

 

外科的治療

関節洗浄

顎関節受動術

顎関節症の原因は不明とされています。

原因がはっきりしないまま 手術をするのは反対です

口腔外科に 長年いた私でも 顎関節症の手術が有意義なのかどうかは

とても疑問があります。

マウスピース治療

様々なマウスピースによる治療が行われています。

マウスピースは スプリントとか テンプレートとか シーネ と呼ばれます

基本的には同じものです。 テンプレートは型という意味

スプリントとは 添木とか 支えるという意味があり

シーネもドイツ語で 添木を示します。

マウスヒピースは 口に入れる かけら って意味です

1 スタビライゼーション型(全歯列接触型スプリント)

2 前方整位型(リボジショニングスプリント)
3 前歯部 接触型
4 ミニスプリント
5 ピボットタイプ
6 咬合挙上スプリント
7 フラットスプリント

当院では 4のミニスプリントを応用した 7のフラットスプリントを用いて

顎関節治療を行っています。

1〜6までの マウスピースは 主に夜間にするものが多いです

寝ている間の食いしばりを弱めるものです。

その他のタイプのスプリントは 接触力を弱めるため 噛み合わせを変えて
歯の接触を減らすものです。

それに対して ミニスプリントは 運動によって顎関節の空隙を広げるものですが
ミニスプリントは劇的な効果がある場合がありますが
他のスプリントにも言えることなのですが

余計に噛み込んで スプリントや 顎を余計に壊すことになることが

あります。